2008年09月23日
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」 ミュンシュ/ボストン響
2ヶ月以上サボっていたクラシックCDネタです。
今夜聴いたディスクはサン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」。
シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団の演奏。オルガン独奏はベルイ・ザムコヒアン。
1959年ボストンのシンフォニーホールでの録音。RCA(XRCD=SHM−CD)盤。
日本ビクターが開発したXRCDは通常のCDより断然良い音質で聴けるCDソフトとして確固たる評価を得ており、実際、私も音の厚みの凄さと生々しい迫力に魅了され愛聴していますが、この8月に高音質CD素材として脚光を浴びるSHMーCD仕様によるXRCDが発売されたので、どんな音なのか一度聴いてみようと思い購入したのが今回のディスクです。
ミュンシュ&ボストン響のこのディスクは「オルガン付き」の代表盤として揺るぎのない評価を確立しており、前半の崇高で気品に溢れた弦と抑制の効いたオルガンの響きに恍惚とし、後半の一気呵成にパッションが迸るオーケストラとオルガンが一体となった圧倒的なサウンドによるクライマックスは鳥肌モノの感動を呼び起こします。
XRCD&SHM−CD盤ですが、従来のXRCD盤をクリアーにした感じで特に緩徐楽章や弱音部の存在感がありながら優美さと繊細さを感じるサウンドは素晴らしいです。その一方、XRCDの特徴であるシャープな生々しさが若干後退した感は否めません。但し、あくまでも、好みの問題の範疇での違いです。
ミュンシュ全盛期の情熱と気迫が伝わる演奏が約50年前の録音とは思えない鮮烈なサウンドで私の心に深く響きました。

